私と殺し屋の3ヶ月
孤独な日々だって、一応だったけど家族と呼べる人が居た。

今は、それが零さん…。

たった1人のかけがえない人なのに。


「孤独はもう…やだよぉ…っ」


私は…泣いていた。



「…後悔しても、知らないぞ?ま、お前が選んだ事だ」


零さんが私を見下ろした。

まるで、妹を見るような、愛犬を見るような…そんな目。


私は…零さんへの気持ちは封じるべきなんだよね?




「ククク…行くか」

零さんが引き続き連れて行く事になった私に微笑して言った。
もう、追っ手が来たようだ。


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