私と殺し屋の3ヶ月


心愛を揺さぶって起こした。


「…ん?あれ、私寝てた…」

「あぁ…見ろ、心愛」



へっ?とレイニーハウスを振り返った心愛。


一瞬で顔が凍りついたのが分かる。




…そこは一面黄色のテープで囲まれ、
「凶悪犯の家につき立ち入り禁止」という紙や看板がそこらじゅうにある、変わり果てた家だった。



「…やられたな。アミと柩が無事だといいが」


急いで店に向かい、ドアを開けた。
そこには、本当ならアミが挨拶してくれる筈だった。


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