私と殺し屋の3ヶ月
零さんは華奢な体だけど、筋肉もちゃんとついている体だ。
力も強そうだし、今更無理だ。
…所々、痛々しい傷跡がある。
「零さんは何歳なんですか?」
「………さぁな」
「…さぁな、って……」
溜め息をついた零さんが、
私を見据えて言った。
「あんまり、殺す相手と仲良くなりたくないんだよ」
「……」
私は、殺す相手。
零さんは、殺す人間。
私には、立ち入れない壁があるんだ。
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