私と殺し屋の3ヶ月
暗転
ーー◆心愛 目線◆ーー
零さんが、遠のいてゆく…。
あんなに怪我をした零さんを置いていったら…きっと。
考えるだけで鳥肌がたった。
「柩さん、下ろしてっ!!」
「だめ。零にお前を代わりに守るって約束したからね」
「私が…零さんを守るからっ」
柩さんの肩に担がれた状態で、私はジタバタと暴れた。
追っ手が私たちを狙ってこないのは、零さんに群がっているからだろう。