私と殺し屋の3ヶ月
「お客様、大変です!」
ギィッと扉が開いて、ホテルマンらしき人物が部屋に入ってきた。
…………沈黙。
「……はぁ。」
零さんが溜め息をして、銃口を下げた。
「…し、失礼しましたぁっ!!」
殺される!と悟ったホテルマンが、尻餅をついてドアに向かった。
「……まて」
零さんがガクガクしているホテルマンを通り越し、ドアをふさいだ。
「ひぃぃっ!!…ひ、人殺しっ!だ、誰かぁっ!!」
絶望の縁に立たされたホテルマンは、零さんによって黙らされた。