私と殺し屋の3ヶ月
冗談ひどいよと、お調子者が顔色ひとつ変えずに言った。
…なんだ、コイツ?
まずなんで刑務所なんかにいるんだ?
A級犯罪者の刑務所なのだろうから、結構な事をしたんだろうが…。
俺は先住民をベッドから引きずりおろして、ベッドに横たわった。
「先住民…ここの警官はどこ出身が多いんだ?」
「…さぁ。ただ恩師やら師匠ってワードはよく聞くけど…。
って、僕は先住民って名前じゃなくてブラッドだからな!」
「ブラッド…お前、趣味の悪い野郎か外人のどっちかだな。まぁ、前者か」
ブラッド…血…か…。
正解だよー!
と、うわずったブラッドの声がして…俺は眠気に負けて、寝てしまった。