私と殺し屋の3ヶ月

どことなくピリピリとした空気が流れていて、罵声や殴り合う音が聞こえた。


警官は銃を持っているだけで、何もしない。

…まるでお飾りだな。


「バーイ!」

ブラッドが俺に手を振って檻から出た。
きっと誰かとおしゃべりでもするのだろう。


「……」

俺は手持ち無沙汰になり、さっきブラッドが出て行った扉から外に出た。


俺が一番近い手すりにもたれかかると…

騒々しかったフロアが一変して、静かになった。



…何なんだ?


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