私と殺し屋の3ヶ月
「ちょっと、あの人見てっ」
「わっ…めっちゃ格好いい!」 「だよね!寝てる…可愛いっ」
さっきから零さんをチラ見している女子高生たちは、零さんの仕事が何か知らない。
知ったらきっと、怖がるし、
近づかないだろう。
「……心愛…。」
零さんが、目をしばしばしながら目覚めた。
「はい?」
女子高生たちが、ここぞとばかりに零さんに近寄る。
「あのっ!!メアド教えてもらってもいいですかぁ?」
女子高生数人の中の、一番美人が零さんにきいてきた。