私と殺し屋の3ヶ月
好きだ、の言葉は
「ゴホンッ」
という岬のどデカい咳に邪魔された。
……岬、一回殺してやろうか。
「あぁ~もうちょっとだったのに、何やっちゃってくれてんのオッサン!」
ブラッドがつまらなそうに岬を押した。
「そういうことは2人になってからしたらどうだ、零」
「アンタ空気読めないの?」
岬とブラッドが言い合い始めたのを見て、俺は溜め息をついて心愛を離した。
「…もういい」
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