私と殺し屋の3ヶ月
「もうついたのか?」
「あぁ、金はあるのだろう?」
「俺は捕まってたんだぞ…?
武器も金も持っていない」
そうだったか、と岬さんが嘆いた。
どうやら目の前にあるなかなか立派なホテルに泊まるらしい。
「自腹ですか…零、いつか返せよ」
紳士な岬さんは何処にいったのか、ムッとして財布をとりだした。
「ある程度ここにいるから、ホテル代は節約するからな…零。お前は弟子と同じ部屋に泊まれよ」
…ちょっ、岬さん!?
私が反論する前に、零さんが反論した。