私と殺し屋の3ヶ月
お父さんが…息絶えた。
それはあまりにも呆気なくて、私の中から感情が抜け落ちるのが分かった。
…もう、いらない。
私、こんな世界はいらない。
誰にも必要とされていない。
誰にも愛されていない。
じゃあ…私、なんの為に生きてるのかな。
「…しっかりしろ、心愛」
零さんが私の顔を覗き込んだ。
零さん…。
ごめんなさい。
私、もう止めるの。
零さんに殺される自分も、感情が無くなった自分も見たくないから。
零さんの手を、包み込んだ。