私と殺し屋の3ヶ月

「警察が来てるの…?」

「あぁ、そうだ。だから逃げるぞ?」


心愛の顔が、みるみるうちに青ざめていった。

「あ…私、私のせいだ…」

更に震えだした心愛が、立ち上がった。


「逃げなきゃ…零さんっ」

「あ?…あぁ、そうだな」

心愛が岬の車に乗り込んだ。
岬とブラッドが、心愛に続いて車に乗り込む。
俺もハッとして、三人に続いた。


…まだ、終わっていなかったのか。

やっと荻原…もとい、神崎の社長と決着がついたと思ったらコレだ。


自嘲気味にクククと笑って、これからどうなるのかと考えた。

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