私と殺し屋の3ヶ月

「結婚しよう…心愛」


「………」


突然の事で、私は固まってしまった。
零さんが黙る私を不安そうに下からのぞきこむ。


「心愛?」

「………」


結婚……?
これ、現実なの?
だったら私は……私…。



「心愛…?何故泣いている?
嫌なら断ってもいいんだぞ?
あぁ、確かに俺は焦っていたな…ごめんな?

まぁ俺は心愛から見たらオジサンだしな…。
あぁ…断っても不思議じゃ……こ…こあ…?」


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