キミと永遠に
病院につき、小松の部屋を教えてもらい、そこに行った…そして、扉を開けた…

「えっ…」

あたしの目に映ったのは顔に布をかけられている小松の姿。

すると、お母さんが来て、「仁はね、実は、中1の終わりごろから、病気だったの…」

「えっ!?そんなコト聞いてません!!」
あたしは、泣きながらそう言った。

「ごめんね。仁がどうしても、あなたにだけは、言っちゃダメだって…」

「えっ!?でも、病気治ったんじゃないんですか?だから、帰ってきたんじゃ…ないんですか?」

泣きながらそう聞くと、

「この、病気はもう治らないって言われて、4ヶ月前に…余命宣告を受けていたの」

そう言って、泣き崩れたお母さんにあたしは何も聞けなかった。
あたしも泣きすぎて、もう喋れなかった

「また、あたしの前から突然消えちゃった…じんっっ」
仁を大きく揺すって泣き崩れた。

でも、小松は動いてはくれない。

優しく微笑んでくれない。
そして、お母さんが突然口を開いた。
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