キミと永遠に
「じ…仁はね、ずっと、あなたのコトが好きだったの…小さい頃から…
だから、アメリカに行くときも、必ず帰ってくるから、あなたには言わないって…
帰ってきて驚かすからって…
今度は、絶対あなたのそばを離れないからって…」
「なんで?帰って来たけど、離れちゃったじゃんっっ!!あたしも、好きなのにぃぃ!!」
あたしは、もうあたしじゃないみたいに、泣き叫んだ。
「仁ね、余命宣告受けて、最初に言った言葉がね、家族のコトでもなく、自分のコトでもなく、あなたのコトだったの…
あいつ、元気かなぁ?とか俺のコト忘れてるだろう。とか死ぬ時は、あいつのそばで死にたい…って…あいつに逢いたいって」
あたしは、泣いていて答えるコトが出来ず、嗚咽を繰り返している。
「それで、仁、病気治ってないけど、必ず帰るって決めたから…どうしても、あなたに逢いたいからって…帰ってきたの…仁、いつも窓からあなたの部屋を眺めてたわ…それで、これ…仁が死ぬ間際にあなたに渡してくれって…」
そう言って、お母さんはあたしに、1つの箱と携帯を渡してくれた…
でも、あたしはまだそれを見ることは出来なかった…
だから、アメリカに行くときも、必ず帰ってくるから、あなたには言わないって…
帰ってきて驚かすからって…
今度は、絶対あなたのそばを離れないからって…」
「なんで?帰って来たけど、離れちゃったじゃんっっ!!あたしも、好きなのにぃぃ!!」
あたしは、もうあたしじゃないみたいに、泣き叫んだ。
「仁ね、余命宣告受けて、最初に言った言葉がね、家族のコトでもなく、自分のコトでもなく、あなたのコトだったの…
あいつ、元気かなぁ?とか俺のコト忘れてるだろう。とか死ぬ時は、あいつのそばで死にたい…って…あいつに逢いたいって」
あたしは、泣いていて答えるコトが出来ず、嗚咽を繰り返している。
「それで、仁、病気治ってないけど、必ず帰るって決めたから…どうしても、あなたに逢いたいからって…帰ってきたの…仁、いつも窓からあなたの部屋を眺めてたわ…それで、これ…仁が死ぬ間際にあなたに渡してくれって…」
そう言って、お母さんはあたしに、1つの箱と携帯を渡してくれた…
でも、あたしはまだそれを見ることは出来なかった…