キミと永遠に
もう、あの小松には、逢えないんだ…

あたしは、声を出して力の限り泣いた。

「小松、小松、小松…」

何度叫んだだろう…

あたしは、フッと意識がなくなった…

ふと目を覚ますとそこは、見知らぬ場所。

「あら、起きたの?」

小松のお母さんがいた…

「えっ!?ここドコですか?」
あたしは尋ねた。

「ここはね、仁の部屋なの…実は、仁が亡くなった日あなたと約束があったのよね?その日にあなたをココに連れてくるって…」

「えっ…」
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