未送信メール
私と漣が出会ったのはまだ物心がついていない頃…


私の両親と漣の両親は昔からの友達でずっと『大人になったら隣に住もう』って決めるぐらい仲良かった


それは今でも健在で…


たまたまそうなったのかしめあわせたのか分からないけど同い年に産まれた私と漣


仲良くならない方が不思議だった


毎日お互いの家を行き来して
幼稚園も小学校も
ずっーと一緒だった


次第に私は漣に惹かれていった


けど想いを伝えることで関係を壊したくなかった


だから私は幼なじみの関係を必死で守った


でもそれは崩れてしまった




< 12 / 191 >

この作品をシェア

pagetop