未送信メール
久しぶりの漣の腕の中


嬉しくて泣きそうになる


ていうかキス…しなきゃいけないんだよね?


どうしよう


普段でも無理なのにみんなの前でキスなんて恥ずかしい


「…漣」


私は一定の距離を置きそっと漣に口づけた


だんだん離れてその後もう一度抱きしめられた


…………え?


「はい!終了ーーー!」

「やべぇ!お前羨ましいぞ!」

「ドラマみたいで素敵だった!」

「ねー」


それぞれ何か言ってるけど私の耳には入って来なかった


さっき漣が耳元で言った言葉が離れなかったんだ




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