未送信メール
スキャンダルにならないように…だった


でもそれも必要ないから



携帯だけを持って私は家を飛び出し公園に向かった


まだ時間が早いせいか小さい子供達が仲良く遊んでいた


「わぁぁぁ♪りょうくんすごーーい」

「ゆいちゃんのためにつくったんだよー」


この子達も幼なじみなんだろうか…


私は自然とこの子達を私と漣に重ねた


「何か似てるな」

「…漣」


いつの間に来てたんだろう…


「いきなり呼び出すからちょっとしか時間ねぇけど…」


そう言う漣は本当に急いで来たみたいだった





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