未送信メール
いくら売れて来ても…


例え事実であっても…


漣の熱愛報道なんて聞きたくなかった


知りたくなかった



漣がどんな風に笑って


どんな風に好きだと言って


どんな風に抱きしめて…


そんなことを考えれば考えるほど辛くなって…


自分から手放したのにこんなにも後悔してる


もしあの時マネージャーに何言われても別れを切り出そうとしなかったら…


もし私がもう少し大人になれてたら…


今とは違ってたのかなって何度も思ってる


だって好きなんだもん


漣が…


漣だけがこんなにも好きなのに…




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