我等が生徒会!
第五戦 春 幽霊事件3
うぅ、やっぱり夜の学校は不気味だよ〜。
でも財布は無いと困るからなぁ…。
えっと、人影を追って来てここをまがって、
あ、あった財布だ!
げ、理科準備室の真ん前じゃん!
とっとととって帰ろう!
がたっ
あれ?うしろ…‥理科室から音が?
先輩達かな?
せんぱ…‥
っ!!!!!
男の人!?
手に小瓶を持ってる!
それってもしかして…‥、
って言うか、この人お化け?人間?
ううん。今はそんなことどうでもよくて!
ヤバイ!
こっちにどんどん近付いてくる!
私はその男に口をふさがれて…‥、
あの時と同じ…‥、
やめてっ!
私はずるずると理科室に連れ込まれて…‥。
「うるさい、黙れ!死にたくなかったら、俺にあったことを誰にも言うな。」
あの時と同じ…‥、
放してっ!
「うるさい。黙らないなら、そうだな…‥塩素でもぶっかけてやろうか!」