天然姫 と 狼王子
恋してると皆可愛いな。
まぁ美衣はもともと可愛いケド!私の憧れ!あっ美玲ちゃんもだよ?
「…胡桃は俊の事、なんも思ってないの?」
「俊君?俊君は友達だよ。優しいし、凄い頼りになるよね。」
「お似合いだと思うけどなぁ〜。」
お似合い?もしかして、
「美衣、私と俊君が付き合うとか思ってるの?」
「うん☆だってぇ〜胡桃の友達には女の子しかいないし、俊みたいな男友達って初めてでしょ?だから、もしかしたらってね!」
あ〜だから今日俊君連れてきたのか……。
美衣にしては、突然だったからびっくりしたんだよね。でも、
「俊君は好きにならないよ!俊君、多分好きな人いるし!」
美衣がえっ?という顔をした。そして
「誰?あの俊が好きな人ねぇ〜。ってゆうか、好きな人教えて貰ったの?」
ぶつぶつ何かたくさん言っている。
「秘密!」
言える訳ないよ・・・。
『美衣』だなんて。
「それに、教えて貰った訳じゃないし!私のカンだよ。」
「なんだぁ〜。カンか…」
「でも、女のカンはよく当たるでしょ?」
「まぁーねっ!」