天使と悪魔―先生と彼女、二人の特別な事情
◆騎士道1/2◆
いつもの月曜日。
みずえちゃんがうかない顔をしながら私の顔色をうかがっている。
「お兄、顔色悪いよ?」
「大丈夫だ。最近あまり寝てないだけだから」
「そうなんだ」
「君のほうこそ大丈夫か?」
私は手を伸ばすとみずえちゃんの目の下のクマをつつっとなぞった。
「頑張ってるみたいだな。だが無理は禁物だぞ」
「日曜日にラルクのライブに行ったの。息抜きになるかなって。それからお兄の送ってくれた先行研究のリスト見てたからあんまり寝てない」
「そっか。でどうする?」
「んー・・・・・・」
いつもの月曜日。
みずえちゃんがうかない顔をしながら私の顔色をうかがっている。
「お兄、顔色悪いよ?」
「大丈夫だ。最近あまり寝てないだけだから」
「そうなんだ」
「君のほうこそ大丈夫か?」
私は手を伸ばすとみずえちゃんの目の下のクマをつつっとなぞった。
「頑張ってるみたいだな。だが無理は禁物だぞ」
「日曜日にラルクのライブに行ったの。息抜きになるかなって。それからお兄の送ってくれた先行研究のリスト見てたからあんまり寝てない」
「そっか。でどうする?」
「んー・・・・・・」