天使と悪魔―先生と彼女、二人の特別な事情
彼女は黙って手で処理してくれた。

沈黙の中、ホテルの風呂場で私のものから白い液体がただ滴り落ちるだけ。虚しさだけが残った。

傷つけたい、傷つけられたい。お互いにそう思って肌を重ねてしまったから。



その時は本当に虚しかったけど今はとても幸せ。

遠く遠く離れていても心から愛し合えるようになったから。
< 2 / 65 >

この作品をシェア

pagetop