天使と悪魔―先生と彼女、二人の特別な事情
◆ある日の研究室2/2◆
私はみずえちゃんが心配だった。卒論の提出期限まであと2ヶ月しかない。
本当に間に合うのか?
真剣に心配しているからつい言い方がきつくなってしまう。
私はみずえちゃんが差し出す「卒論ノート」を見た。
思いつくままのことが書いてあるだけ。これをどうにかして形にしなければ。
「じゃあ考えておくから。また今度ね」
私がそう言うとみずえちゃんはほっとした表情を浮かべた。
そしてペコリとお辞儀をすると出て行った。
さてどうすればいいかな。
私はみずえちゃんが心配だった。卒論の提出期限まであと2ヶ月しかない。
本当に間に合うのか?
真剣に心配しているからつい言い方がきつくなってしまう。
私はみずえちゃんが差し出す「卒論ノート」を見た。
思いつくままのことが書いてあるだけ。これをどうにかして形にしなければ。
「じゃあ考えておくから。また今度ね」
私がそう言うとみずえちゃんはほっとした表情を浮かべた。
そしてペコリとお辞儀をすると出て行った。
さてどうすればいいかな。