天使と悪魔―先生と彼女、二人の特別な事情
◆それから1◆
「鎌倉デート楽しかったですか」
私が鎌倉に行ったことを日記に書くと、こねこからメッセージが届いた。
「別にデートではないが」
私はそう返した。
「実は・・・」
こねこは彼氏にふられたことを話しだした。
麻薬中毒で酒癖が悪かったというが、今から思えばそれは作り事だったのかもしれない。
「電話であなたの声を聞かせて欲しい」
こねこは確かにそう言った。
「鎌倉デート楽しかったですか」
私が鎌倉に行ったことを日記に書くと、こねこからメッセージが届いた。
「別にデートではないが」
私はそう返した。
「実は・・・」
こねこは彼氏にふられたことを話しだした。
麻薬中毒で酒癖が悪かったというが、今から思えばそれは作り事だったのかもしれない。
「電話であなたの声を聞かせて欲しい」
こねこは確かにそう言った。