俺カゴサイドストーリー
虎宇が疑問系で問いつめる。



本当に殺人事件になっちゃうって。



「虎宇、それオーナーに返すから」

「はい」



アイスピックを受け取り、オーナーの元へ。



絶対楽しんでる!!



「今の虎宇に凶器預けないでください!!」

「だって楽しそうじゃん。虎宇って見てて気持ちいいね~」

「お店がどうなってもしりませんよ?」



また虎宇の元へ戻り、向かい合って座ってる虎宇の肩に手を置いた。



「時間いいの?」

「うん、ゆっくり来たから。アスカに元気もらうために」

「でもお店に迷惑かけちゃマズいって」

「じゃあ外出ればいい?」



そういう問題じゃないよ。



だけどこうなった虎宇は引き下がらないだろうし…。



「あたし、この人と付き合ってるんで。毎回口説かれたって靡く気ないから」

「こんな危ないヤツなんかより俺にしときなよ!!」



ムカついた。



虎宇のこと悪く言っていいのはあたしと留宇の内緒のグチ会でだけなんだけど。



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