虹色の恋い



「その花1本ください。」


なんの迷いもなく彼は
黄色いバラを指さした・・・


普通の人なら赤やピンクの
バラを買っていくのに


お店の隅にある黄色いバラを
指さした彼



『珍しいお客さん。』



これが彼をみて思った感想。


彼への第一印象は
けしていいわけでもなく
わるいわけでもなかった。



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