First Love.初恋の魔法






「朝メシ、作るから待ってて」


優しく微笑んでくれた。



「え‥あたしも手伝う!」


思い切り立とうとした瞬間‥



「お前はまだ、だーめ」


あっけなく伊藤くんに阻止される





あたしは諦めてソファーに座る









「役に立たないのかな‥」


自分で言って悲しくなる。



今日は土曜日。学校ない時こそ

役に立ちたいと思ってた。





なのに、なのに‥‥‥




一気にブルーになるあたし。






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