さくらんぼ〜天と地の絆〜
再び…
といっても…さすがに一年やってないからぶっつけ本番はキツい。
「やっぱ…あそこしかないかぁ…」
私と絵馬がいつも楽しみにしていた所。
私は体育館の前で足を止めた。
なつかしい。
一年ぶりだ。
中で音楽に合わせて皆おどっていた。
曲はHIGH and MIGHTY COLORの三度目のサクラ
だった。
絵馬はこのアーティストが好きだった。
たまに2人で聴いていたことがある。
「葉月?!」
突然後ろから声をかけられた。
「…安藤先輩。」
「久しぶりじゃん!!
元気にしてたか?!」
「は、はい!!」
安藤 タクト先輩。
私があこがれていた先輩だ。
「おい!!タクト!!ちったぁ練習に参加しろ!!お前仮にも部長だろーが!!」
怒鳴り声と共に冬崎 信吾先輩が顔を出した。
「あ、冬崎先輩!!」
「おぉ!!リカちゃんじゃん!!何だ?部活見に来たん?」
「え、えーと…。」
「いやぁ…マジでリカちゃんと絵馬ちゃんがいねぇと俺たちテンション上がんなくてさ〜」
「は、はあ…。」
「それにここ、男しかいねぇからやっぱ女の子いねぇと潤いがたりないっつーか…」
「は、はあ…。」
「冬崎…そこらへんにしとけ。葉月困ってる」
以前高校ダンス部は三学年合わせて18人だった。
三年生が三人
二年生が十三人
そして一年生は私と絵馬の2人だった。
「やっぱ…あそこしかないかぁ…」
私と絵馬がいつも楽しみにしていた所。
私は体育館の前で足を止めた。
なつかしい。
一年ぶりだ。
中で音楽に合わせて皆おどっていた。
曲はHIGH and MIGHTY COLORの三度目のサクラ
だった。
絵馬はこのアーティストが好きだった。
たまに2人で聴いていたことがある。
「葉月?!」
突然後ろから声をかけられた。
「…安藤先輩。」
「久しぶりじゃん!!
元気にしてたか?!」
「は、はい!!」
安藤 タクト先輩。
私があこがれていた先輩だ。
「おい!!タクト!!ちったぁ練習に参加しろ!!お前仮にも部長だろーが!!」
怒鳴り声と共に冬崎 信吾先輩が顔を出した。
「あ、冬崎先輩!!」
「おぉ!!リカちゃんじゃん!!何だ?部活見に来たん?」
「え、えーと…。」
「いやぁ…マジでリカちゃんと絵馬ちゃんがいねぇと俺たちテンション上がんなくてさ〜」
「は、はあ…。」
「それにここ、男しかいねぇからやっぱ女の子いねぇと潤いがたりないっつーか…」
「は、はあ…。」
「冬崎…そこらへんにしとけ。葉月困ってる」
以前高校ダンス部は三学年合わせて18人だった。
三年生が三人
二年生が十三人
そして一年生は私と絵馬の2人だった。