メガネ男子は俺様王子さま

「美羽ちゃん、それ間違ってる。僕はその仕事全然わからないけど、ちゃんとプロでやっている人がいるんだからちゃんとした職業でしょ?不安定だからやらないなんていうのは、理由にならないと思うよ?モノになるかわからないのに研究の道に突っ込んだ僕にそれをいわれてもね…」



はぁ…確かに。




「僕に言えるのは、自分で納得してその仕事をするって決めなくちゃ周りの人に迷惑をかけるってことくらいかな。一人で出来る仕事なんてないんだから。それに仕事を決めるのに安定してる会社だからとか、そんなのはなんか違わない?」




はい。そうですね…。





「後はね…。」


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