メガネ男子は俺様王子さま

「ん?えっとね。美羽ちゃんを預けるのに大丈夫かなーって思って?」



「何で父様が疑問形!それとあの専門バカの話とどういう繋がりになるんですか!」




「怒んないでよー、ごめんってば。だって、ほら。僕も狭い世界しか知らないじゃない?それにこういう世界は特殊だって言われてさ…。なら、他人の話をちゃんと聞けるか試してみようかなーって思って…。じゃないと美羽ちゃん…困るでしょ?」





……………はぁぁぁ。



深いふっかーいため息が出ました。魂が浮き出て、更に子泣き爺にのし掛かられたかのように重い疲労感です。


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