メガネ男子は俺様王子さま

あ、痛い!


「な~に一緒になって和んでんじゃねぇよ。」



「え?私ですか?えっと…すみません。」

つられてニコニコとみんなを見ていたら、拓海にデコピンされて、思わず謝ってしまいました。



そんな拓海の肩を、まだ笑いの発作が収まりきらないまま瑠奈さんが遠慮なくバシバシ叩いて話しかけてきました。



「ねぇ、この娘天然?わざとじゃないのよね?さっきから。カイにここまで言わせておいて、りっちゃんがどうとかいまさら言う?」



いいわ~。ツボにきたわ。

瑠奈さんは両手を叩きながら笑い続けて数分後やっと収まりました。

< 203 / 236 >

この作品をシェア

pagetop