メガネ男子は俺様王子さま

「じゃあ、私は部外者ですからどこかで…」



「だ〜め。ほ〜んとカイが言った通りだわ〜。」




朗らかに微笑みながら、安斎さんにガッチリと腕をつかまれてしまいました。


痛いです。細い体で意外と力持ちですね…。



「あの…腕を…。」


「あぁごめんごめん。逃がしちゃダメって言われてるから、ついつい力入っちゃって。逃げない?」



「逃げませんけど、お邪魔ですよね?」




「う〜ん、新鮮。」




はい?腕がですか?

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