メガネ男子は俺様王子さま

「あら、あなた肌が白いわねぇ。日焼けしたことないみたい。色が映えるわ〜。」


「そ…」


「瞳が明るいブラウンだから髪も明るい方がいいわね。染めてる時間ないからかぶせましょ。この軽いウェーブのロングね。」


「え…」


「手首細〜い。あ、腕も足も。筋肉もう少し鍛えないとこれから大変よ。運動しなさい。」


「はぁ…」



3人にされるがままです。あまりに楽しそうに3人で決めているので、もう好きにして下さい…。


私はまださっきのカイの声が頭に響いていて、まともに返事すらできませんでした。何だか胸が…ギュウッとつかまれたみたいに痛いです。





…数分後。



「出来ました〜」

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