メガネ男子は俺様王子さま

次の朝爽やかに晴れた天気と裏腹に、服のまま寝入ってしまった私はぐしゃぐしゃで、目は腫れぼったく頭はガンガン重く痛み気分は最低最悪です。



体が重いこともあってぼ〜っと隣の屋根にとまってるカラスを眺めていました。チラッとこちらを見たカラスの目が真っ黒で、誰かを思い出してドキッとして、そんな自分が嫌でまた布団をかぶってしまいました。


その時、



ガチャッ…トン、トトン。



父様が起きた音がしました。あぁ朝御飯作らなくちゃ…



何とか重い体を起こして、台所に向かいました。


< 85 / 236 >

この作品をシェア

pagetop