メガネ男子は俺様王子さま
「いくら契約してても、実績なしじゃ素人と同じでしょ?そこそこ丁度いい仕事あったから入れておいたの。明日お宅に伺って一緒にご両親説得するから。」
「あ…、うちは父だけですし、モデルって言ってもよくわからないかも…。それに明日はうちにいないです。」
「そう。反対されないならいいわ。じゃあこれ契約書。とりあえず名前と判子、こことここ。こっちは親の署名と判子。日曜に持ってこの間の駅前に8時に来てね。マネージャーとして私が一緒に行くから。」
あれよあれよという間に、しっかり契約することになってますけど…。
「あ、それからしばらくカイにはモデル契約の話は内緒ね。」
「え?」