rose kiss☆
でも・・・

拓郎は絶対に嘘なんてつかないから・・・

本当てこと?!

私絶対顔が赤い・・・

「実花」

拓郎が私を呼ぶ。

「宮本廊下に居るぞ」

あっ!

すっかり忘れてた!

でもなんで?

なんで拓郎が知ってるの?

「行ってこいよ。あいつに話あるんだろ?」

と宮本先生を指差す。

私は拓郎に背中を押され宮本先生のところに行った。

「なんか話があるんだって?稲葉」

宮本先生が言う。

「はい。ここじゃあまずいので・・・屋上行きません?」

「そうしよう」

そして私と宮本先生は屋上に行った。

「で、話って何だ?」

宮本先生は聞いた。

「先生。なんで美祢は間違えただけなのに怒鳴るんですか?普通優しく怒りませんか?
なのにあなたは大声で怒鳴った。可笑しくありませんか?」

私は言った。

すると宮本先生は

「・・・俺は薬をやっている」

「えっ?」

薬?

それって覚せい剤?

犯罪だよ・・・

許せない・・・

「犯罪じゃないですか!なんで薬なんてするんですか?!薬なんてするから頭が可笑しくなるんです!ちょっとしたまちがいでも怒鳴るんです!薬をする人は教師失格です!」

私はきっぱりと言った。

すると

「そうだな。教師失格か・・・。」

あれ?

素直になった・・・

「稲葉。俺教師辞めるよ。稲葉が今言った言葉ちゃんと素直に受け止めるよ。じゃあな。」

そして宮本先生は翌日学校を辞めた。

事件解決☆
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