rose kiss☆

☆学校の歴史☆

ー4年前ー

「ここに稲葉悠はいるか?!」

俺は当時高校3年生だった。

そのころまだヤンキーだった俺は、喧嘩ばっかりしてた。

家族に迷惑をかけそして警察にまで行った。

「なんで君はここまで暴れるのかね!」

少し太った刑事さんが俺に言う。

「んなこと決まってんだろ。ストレス発散だよ」

俺は言う。

その刑事さんは、はあとため息をついた。

明らかにあきれている様子だ。

ばん!

その刑事さんの近くにいた人が行きよく机を叩いた。

「こんなことしていいとでも思ってるのか!お前はなんのために喧嘩をしている!喧嘩の理由がストレス発散だぁ?!なにばかげた事を言ってるんだ!第一可笑しいだろ!喧嘩て言うのはな、大事な人とかを守るときだけでいいんだ!むやみやたらに喧嘩をすればいいてもんじゃないんだよ!」

・・・。

すげー・・・

この人の言葉凄く心に響く・・・

「すい・・・ません・・・」

俺は泣きながら言った。

凄く後悔した。

「なくな。分かればいい」

ぽん

と俺の頭に手を載せた。

その男の名は・・・

中野修平。

「ご迷惑をおかけしました・・・」

母さんが言う。

「ほら!悠!あんたも謝りなさい!」

俺は謝った。

「お兄ちゃんもう2度と暴れないでよ・・・」

妹の実花が言った。

そして俺は誓ったんだ。

もう2度と暴れないと。

でも、翌日事件は起きた。

なんと俺と喧嘩して負けたチームが学校に来たのだ。

「この学校をめちゃくちゃにしてやる!」

そういって学校のものを壊し始めた。

「やめろ!」

俺は大声を出した。
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