いちご味の君






今まで妹のような存在だったから。




自分の気持ちに気づくと


何か恥ずかしくて。



それに、他の男に向けていた笑顔を

同じように俺に向ける杏に


何かひっかかって。





俺は、つい意地悪なことを


言ってしまうんだ。





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