いちご味の君

伝わる気持ち







それから、俺は


もう皆帰った


自分の教室に戻り、


杏が来るのを待った。









「・・・ハァハァ、


あっ、祐ちゃん!

ごめんね、遅くなって」




走ってきたのか


杏は息を切らして


教室に入ってきた。





さっきまであの男と


会ってたのかと思うと


無償にいらいらする。





< 42 / 50 >

この作品をシェア

pagetop