隣のキミと
玲央Side
放課後、優芽と勉強できる!!!
まあ、オレが無理やり言ったんだけど。
オレは、見ての通り、優芽が好きだ。
でも、優芽は全然気づいていない。
普通、好きじゃないやつのこと、勉強に誘うわけないだろ?
目の前で、勉強している優芽を見る。
優芽は、オレの視線に気づかないで、英語を訳してる。
つうか、こいつがこんなにバカだったなんてな。
数学と英語の点数の差がありすぎ。
あ、もう外は暗くなってる。
「よし、そろそろ帰るか」
そして、オレたちは学校を出た。