隣のキミと

あたしが落ち込んでいたから、せっかく誘ってくれたのに。



明日……



謝ろう…



───…

─────……


今日も、部活だから、あたしは暑い中、千穂と話しながら、マネージャーの仕事をしていた。



マネージャーの仕事をしながらも、玲央のことを見ていたけど、目が合うことはなかった。



「優芽、聞いてる?」



「えっ、何を?」



千穂に話し掛けられ、はっとしながら、答えた。



「なんだ〜、やっぱ、聞いてないんじゃんっ」



「ごめん、で、何話してたんだっけ?」


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