隣のキミと

てか、優芽がぎゅっと抱き着いてくるおかげで胸が当たってくる。


「玲央〜」


…なんか、キャラが変わってる気がする。



甘えてくるっていうか。




こんな優芽もかわいいかも……



また、バカなことを考えてるのを振り払って優芽の家を急いだ。



「あっ」


オレは、あることに気がついた。



「家に、誰かいるか?」



「いないよぉ。もう家に着いたの?」


家に着いたのはいいけど、いないのか。


優芽をおいて帰れないし。


オレが看病するか。


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