隣のキミと

あたしは飲んでいたラテが口の中からとびそうになったのをなんとかおさえた。


「な、なんで?」


急にそんな話しないでよっ

顔が真っ赤になりながら、聞いた。

「そろそろ自分の気持ち、伝えちゃいなよ」



「ムリだってっ」



絶対、あたしにはそんなことムリっ



だって、こんな意地っ張りなあたしが玲央に告白するんだよっ?



考えただけでも、顔がほてっちゃうって。


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