レンタル彼氏
扉を開けると
その先に自分の部屋と同じ間取りの
だけど雰囲気が全く違う空間が広がっている。
ほんとに………
いいのかな?
私は靴を脱ぎ部屋へ足を踏み入れた。
『おじゃましまーす……』
ガチャっ
「おせーよ!」
『うわあ!!!!!』
洗面所から出てきた若草くんは
上半身裸で……
『……なっ……なんで……!?』
なんで裸????
服着てよー!!!!!
私が目のやり場に困ってると、
「ん?………あぁ、シャワー浴びてたから。
てゆうか腹減った〜
朝ご飯作ってよ。」
若草くんは私の変なドキドキをよそに
ソファーに勢いよく座った。
それにしても、
いい体してるなあ
なんて、
私の変態!
バカバカ!!
.