賢者と僕
出会い
 空から僕は落ちている夢をよくみる。
ただ僕は空にいてそこから地面といえるなのか、ただ落ちていた。

その時、意識があるのか、それともないか、自分の姿が半透明で、漠然と寂しく冷たく、暗く、ひたすら空にいて、落ちていく…………。

 僕は今一人で学校に行く。一人で授業を受ける、一人でご飯を食べる。一人で学校から帰る。別に人間が嫌いなわけじゃない、友達がいないわけじゃない。ましてや、コニミュケーションが不得意なわけでもない、むしろうまいもんさ、「そこらの女をナンパすれば夜ぐらい一緒にいれる、ただその気はない。高校のときには女に不自由したことはない。女から積極的に告白されすぐふったりふられたりで、女がいない高校生活はなかった。ただ青春と言うセンチメンタルなものはなかった。恋はなかったと思う。

午前の授業が終わり昼休みになった大学3年にもなりいつもどおり昼ごはんが1人になっていた。友達とは同じ授業がなくなり僕と同学年の連中や留年はたまた退学もいたからさ。中には真面目な奴はいたみたいだが、名前は覚えてない。また、授業も自分は色々とっていた、文学、哲学、天文学、外国文化……
最近読書が増えた……
 


 「ごちそうさまでした。」
結局1人でカレーという昼飯を食べた。
 「午後の授業は間があるからこの時間暇だ。昼寝場所でも探そう…」


僕は大学内を暇だからブラブラと散歩していた。


無駄に広い校内、昼寝する場所はどこにでもあると思っていだが、なかなかみつからない。歩き回ったすえに学生食堂に近い外にあるテーブルとベンチがある場所にした。
  「よし、ここにしよう。」

大学校内は平和だった、ゆっくり時間が流れる。テニスコートで楽しくする学生、授業行をふけ、喫煙所で喋っている学生。図書館で本を読む学生。受験勉強、部活、イジメ、恋とか必死さがなく、大人の階段とかやらで大変な中高校生とは違い、ゆるく、暇でたるく、刺激的なものがあまりない時間::、
大人なのか子供なのか本当に曖昧な時間は中学高校ではなく本当は大学の時ではないのか?と思いながらそこで、俺は読書の本を顔におき太陽の光を遮りながら寝に落ちた。

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