賢者と僕
それでも……。
「秀司クン久しぶりだね、今日はいい天気だね。」
がり勉は綺麗な澄みきった空に向かいながら言った、今日もテニスコートから声が聞こえてきた。
「あー今読者中、邪魔するな。」
あの話しを聞いてからどんな対応していいかわらかなくなり、近づけたくても近づけづ、遠くにいたいわけでもなかった。本人からまず直接聞きたかった。本当かどうか俺はまだ疑っていた。
「なーがり勉。」
「なにさ?」
がり勉は勉強しながら聞き返した。
「いや、何でもないさ。」
がり勉は歌を口ずさんだ。
「ふーんふーんふんーん♪。」
「何の曲だ??」
俺は聞いた、へんな曲できいたことはないからだ。
「オリジナル、つうか今流れてる。」
「今?ここでか?がり勉耳おかしいじゃないか?」