キミノトナリ
一との電話を切って20分後
眩しいライトの明かりが近づいてきた
車が私の前に止まる
「ごめん、ちょっと道に迷って遅れた。乗って」
「うん」
私は緊張しながら助手席に乗った
「まぢごめんな、家の前でも夜に一人でいるなんて心細いよなぁ」
意外だった
一の口からそんな言葉が出るなんて
私って外見だけでしか人を判断してないんだなぁ
一はそんなこと言う人なんだ
私まだ一の顔と名前しか知らないんだ
それで恋したとか笑い話にもならない
コンビニまで来なくていいって言ったのも一人で夜道を歩かせないため?
平気なのに……
この前ハチに呼び出された時も一人でコンビニまで行ったし!!
でもそんな気遣いをしてくれるのはやっぱり嬉しい
すっぴんで洋服も最悪な感じだったのにちゃんと女の子扱いしてくれるんだ
一のこともっと知りたいな
そしたら私は一のこともっともっと…………
眩しいライトの明かりが近づいてきた
車が私の前に止まる
「ごめん、ちょっと道に迷って遅れた。乗って」
「うん」
私は緊張しながら助手席に乗った
「まぢごめんな、家の前でも夜に一人でいるなんて心細いよなぁ」
意外だった
一の口からそんな言葉が出るなんて
私って外見だけでしか人を判断してないんだなぁ
一はそんなこと言う人なんだ
私まだ一の顔と名前しか知らないんだ
それで恋したとか笑い話にもならない
コンビニまで来なくていいって言ったのも一人で夜道を歩かせないため?
平気なのに……
この前ハチに呼び出された時も一人でコンビニまで行ったし!!
でもそんな気遣いをしてくれるのはやっぱり嬉しい
すっぴんで洋服も最悪な感じだったのにちゃんと女の子扱いしてくれるんだ
一のこともっと知りたいな
そしたら私は一のこともっともっと…………