裏切りそして塀の中。
1ヶ月経たないうちにケンカをしてしまった。

はじめの元カノのゆーりは一人暮らしをしていて、私とはじめとあさみとゆーりの家をたまり場にしていた。

家の中だったのでなんの心配もなくシンナーしほうだいで毎日家に行ってはシンナーをしていた。

でもある日、あさみからこんな事を聞いた。

『はじめゆーりと別れてないらしいよ。』

一瞬でボジケは覚めきずくとはじめがいなくなっていた。

私とあさみはロフトにいて下を見るとはじめとゆーりがいた。

私はキレた。はじめは浮気なんかしないと信じてたので、それを見たときコントロールできなくなっていた。

『あんたなんしよっと?ゆーりと別れてなかったとね?』

ゆーりはえっ!?という顔をして私をみた。

『ゆーり、はじめと別れてないと?』

と聞くとゆーりははじめの顔を見たので

『私お前に聞きよるったい。なんではじめば見る必要があっとか?』

と言ったらはじめが答えた。

『いや、俺は別れるってやぎらぁの前でゆったやん!』

それでも私の気はおさまるはずもなかった。

『私ゆーりに聞きよっとやけど。ってか今私が付き合いよるとやんね。先輩の男に手出すとか根性入っとるね。』
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